浦和レッズ

1997年の浦和レッズを紹介します

1997年の浦和レッズとは

監督はドイツ人のホルスト・ケッペル。

1996年は一時期首位に立つなど、飛躍が期待されるも、この年のレッズは攻守の歯車がかみ合わずリーグ戦10位に終わる。Jリーグ杯はベスト8、天皇杯は4回戦で敗退した。

1997年の浦和レッズの選手紹介

背番号 名前 年齢(当時) コメント

GK

■1 土田尚史 30歳 1996年は出場無しに終わるも、田北との熾烈な正GK争いは引退まで続いた。

■16 田北雄気 30歳 引退後はフットサルに転身。

■20 太田昌宏 27歳 ジェフから加入するも土田、田北の牙城は崩せず。1対1に強い。

■31 荒谷弘樹 22歳 192センチの身長を生かしたハイボール処理が得意。

■32 安藤智安 23歳 大学サッカー界屈指のGKと評価を受けるも浦和では出番なし。大宮で出場機会を掴む。

■36 本間幸司 20歳 浦和では不遇の時代を過ごすも水戸ではレジェンド級の活躍を見せる。J2で500試合出場を達成。

DF

■3 田口禎則 32歳 ボリとの最終ラインは脅威を与えた。引退後は政治家へ。

■4 ボリ 30歳 元フランス代表。とにかくフィジカルの鬼だった。

■6 ブッフバルト 36歳 浦和の歴史はこの人抜きには語れない。退団セレモニーでの白馬パフォーマンスは伝説。

■12 西野努 26歳 国立大卒Jリーガーとして注目を集めた。

■22 城定信次 20歳 出場機会は多くなかったが、正確なパスで前線へ繋ぐ役目を担った。

■27 渡辺敦夫 23歳 DFだけでなくボランチもこなせる。しかし出番に恵まれず。

■29 田畑昭宏 19歳 若手ながらしっかりと1年目から出場機会を掴む。しかしじょじょに出番は減少。2003年から所属した札幌ではレギュラーとして活躍。

■34 三本菅崇 19歳 浦和では出場機会がなかったが地域リーグで2016年まで現役を続けた。愛称は「サンボン」

MF

■2 土橋正樹 25歳 運動量豊富なダイナモ。ミスも少ない職人タイプの選手。

■5 堀孝史 30歳 DFからFWまでマルチにこなす。引退後は監督に転身。

■8 広瀬治 32歳 切れ味鋭いフリーキックは一見の価値あり。

■10 バウアー 28歳 当時のオーストリア代表最年少出場記録を持つ。守備的ポジションならどこでもこなす。

■11 福永泰 24歳 パサーからフィニッシャーまでどこでもOK。福田との福福コンビで注目を集めた。

■13 山田暢久 22歳 適切なカバーリングは一級品。生涯レッズを貫いた。

■14 礒貝洋光 28歳 ガンバから加入の司令塔。もう一花咲かせたいところだったが翌年引退。天才プレーヤーとしていまだに必ず名前が上がる。

■15 杉山弘一 26歳 決定力のあるミドルシュートが魅力。

■17 岩瀬健 22歳 浦和、大宮でプレー。引退後は大宮で監督も務めた。

■18 池田伸康 27歳 ゴール後のパフォーマンスで一躍人気者に。息子は総合格闘家の山本アーセン。

■21 持山宜丈 24歳 左足から繰り出されるロングキックが武器。しかし出番を得られず。

■23 内舘秀樹 24歳 ユーティリティ性に優れた万能型選手。絶妙なタイミングでの攻撃参加が得意だった。

■25 桜井直人 25歳 独特なリズムのドリブルが持ち味。浦和退団後、ヴェルディで覚醒。

■26 石井俊也 19歳 サイドからボランチまでこなす守備の職人。

■30 花山英二 20歳 190センチの長身ながら足元は柔らかい。

■33 河合竜二 19歳 浦和では不遇だったがマリノス、札幌では主力として活躍。現在は札幌でスタッフを務める。

FW

■7 岡野雅行 25歳 ご存じ野人。テクニックは必要ないと思わせるほどの快速が武器。

■9 福田正博 31歳 日本人初となるJリーグ得点王も、現役晩年は怪我に苦しんだ。しかし決定力の高さは変わらず。

■24 大柴健二 24歳 ロン毛をなびかせ走る姿は岡野と被るも、1998年は14ゴールでチーム得点王になるほど決定力があった。引退後は不動産業界へ転身。

■28 佐藤太一 20歳 恵まれた体格を生かしたポストプレーが期待されたが、出番はなく退団。

■35 永井雄一郎 18歳 この年の新入団。足元のセンスが光る万能型タイプのFW。サポーターからの人気も高かった。