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1993年に華々しく開幕したJリーグ。
日本の各Jリーグクラブは、大金をつぎ込んでワールドクラスの外国人選手を獲得しました。
世界的な知名度がある選手がJリーグに参戦しましたが、期待に見合った活躍が出来ずに去っていった選手もいました。
今回はそんな残念な選手たちを紹介していきます。
ワールドカップの得点王もJリーグでは不発!リネカー
まずはこの人。Jリーグ開幕年に名古屋グランパスエイトに入団したリネカー選手。年俸はなんと3億円!
リネカー選手の経歴で目を引くのは、なんといっても1986年のワールドカップ・メキシコ大会の得点王!
甘いマスクも手伝って、Jリーグ開幕時には全国で大変な人気を集めました。
エスエス製薬の「エスカップ」のCMにも出演し、日本のTV番組にも多く出演しましたね。
しかし開幕戦で、ジーコ選手のいる鹿島アントラーズに0-5の大差で惨敗・・・。
その後も怪我で調子が戻らず、18試合で4得点というなんとも寂しい成績で日本を去りました・・・。
ベッカムより人気があった?トルコの貴公子イルハン
2002年の日韓ワールドカップで話題となったトルコのイケメンFWイルハン選手。年俸は3億5千万円!
「イルハン王子」という愛称で呼ばれ、写真集やDVDが発売されるなど女性ファンを大量に獲得。
とはいってもイルハン選手は当時トルコリーグでプレーしており、トルコ代表としてもデビューしたばかり・・・。
正直言って実力は微妙なところでしたが、とにかくイケメンで人気がすごく、これは獲得しない手はない!ということでヴィッセル神戸が獲得。
当時、神戸には日本のスター三浦カズ選手が在籍しており、夢の2トップとしても期待されました。
しかし加入して僅か3試合で「膝が痛い」とのことで無断でトルコに帰国。そのまま契約終了となりました。
退団理由はまさかの…ドニゼッチ
現役のブラジル代表ストライカーとして鳴り物入りでヴェルディ川崎に入団したドニゼッチ選手。
ブラジルで結果を出し、ヨーロッパへの移籍の足掛けとしてヴェルディに入団したドニゼッチ選手でしたが、日本のサッカーになじめず、成績も14試合で6得点という残念な結果に。
そして退団する理由がなんと「首都高の渋滞に我慢できない」という衝撃的なものでした。
この事件は日テレ「月曜から夜ふかし」でも取り上げられ、バラエティのネタと化してしまいました。
プレミアの大物も日本の水は合わず・・ユングベリ
スウェーデン代表で、あのアーセナルで200試合以上に出場した大物MFユングベリ選手。
久々にJリーグに登場したワールドクラスの外国人選手として大きな注目を集めましたが、わずか11試合の出場、無得点のまま日本を去りました。
「直感を信じて日本に来た」と語ったそうですが、わずか5か月の退団劇にサポーターのショックも大きかったはず。
史上最高額の年俸も・・・フォルラン
2010年ワールドカップ得点王という実績を残してセレッソ大阪に入団したフォルラン選手。
当時のJリーグ史上最高年俸6億円で入団したのですが、1年半の在籍でリーグ戦42試合で17ゴールの成績でウルグアイに帰国。
成績だけみるとまあまあな気はしますが、年俸6億ですからね。1ゴールに計算すると数千万ですよ。高い買い物でした。。